映画「ヲタクに恋は難しい」の感想
今話題の映画「ヲタクに恋は難しい」をみてきたので感想とかを書いていこうと思う.
ちなみに漫画は読んだことがなく,アニメも見たことがないまっさらな状態で見に行ったので原作補正はない.
ネタバレは多少あると思うので気になる人は是非映画館で見てほしい.
内容とか
腐女子とゲーオタが付き合ったりすれ違ったりみたいな感じのストーリーでラブコメに分類されるんだと思う.
実際周りはカップルと女性ばかりで結構笑いは起きていた.
まず全編を通してひたすら共感性羞恥が襲ってくるというのは前評判通りだった.
個人的にはニコニコ風にコメントが流れてくるところがキツく,「草草草草wwwwwwww」みたいなコメントは強烈に印象に残った.
居酒屋でレイヤーが出てくるシーンもあるのだが,そこもなかなかキツい.
全体的に陽キャがオタクに対する偏見でバカにしている感じは否めない.
そこをバカだなあと言って笑える人なら多少楽しめるのかもしれないが個人的にはものすごくキツく,笑うことができなかった.
この辺は多分今期やっているアニメの「 理系が恋に落ちたので証明してみた。 」に通じるものがあると個人的には思う.
全体を通してみて
まずいちいちミュージカルっぽいダンスが入るのでストーリーを追おうとすると非常にテンポが悪い.共感性羞恥で単純に辛いなかで中だるみしていると本当に早く終わってほしい以外の感情を失う.明らかに中盤っぽい展開で早く終わってほしいと願う時間は本当に苦痛だった.
ただ,ストーリーに一区切りついてあとエピローグで終わりかなあって思ったらそのまま終わったのはびっくりした.びっくりしたけど終わったので嬉しかった.そのぐらい苦痛だった.
みてる最中にここまでスマホを触りたくなる映画は初めてだったので新鮮だった.
是非まだ見てない人は見てほしい.